精神科看護師のさっちんです♪
今日は、「専門看護師試験の対策について」みていきたいと思います。
✔試験対策のポイント
✔試験中のポイント
専門看護師試験について
試験内容
私が受けたのは、精神看護の分野。
なので、他の領域のことはわからないのですが問われる点はほぼ似ていると思うので、
ご参考になればと思います。
✔論述形式
✔すべて手書き
✔設問は全部で4つほど
✔一つの設問にA41枚
✔試験時間は120分
A41枚程度の事例がかかれており、
それを読んで3つほどの設問に答えていきます。
そして、事例とは別に総合的な視点から設問が1つあります。
全部で4つの設問に論述で答えていく形になります。
まず、何より時間がありません。
全て手書きの論述で一つの設問に対しA41枚論述します。
迷っている暇はありません。
ひたすら手を進めていく形になります。
押さえておくべきポイント
倫理的問題
過去問の傾向を見ていると、ここが問われることは多いかなと思います。
しかし、私が先日受けた2020年度の精神看護の問題では倫理を直接問う設問は
出ませんでした><
(めっちゃ対策したのに・・・・)
は、おいといて笑
出る頻度としては高く、倫理はいつの時代においても重要なポイントなので、
基本からしっかり押さえておくことが大事かなと思います。
どのような設問に対しても応用の効く知識だと思います。
専門看護師としての役割
専門看護師には6つの役割があります。
②コンサルテーション
③調整
④倫理調整
⑤教育
⑥研究
設問によっては、直接役割の発揮の仕方を問われるものもあります。
ここはほぼ必ず問われると思います。
✔専門看護師の役割を理解しているか
✔そのために必要な行動は何か
試験では、プレ専門看護師としてどのように働いているか、も問われるので、
普段の業務の姿勢も大切になってきます。
看護を理論的に説明
これも出る可能性が高いです。
大学院で、様々な看護理論を学んできたかと思います。
精神看護でよく使う理論は押さえておくとよいかと。
(オレムセルフケア理論、ぺプロウなどなど)
自身が行っている看護を理論的に根拠づけて説明することは、
試験だけでなく今後も大事な点かと思うので、押さえポイントです。
✔実践している看護を理論的に説明できる
昨今のメンタルヘルスの動向
これは必須です。
精神看護、精神医療、メンタルヘルスがどのように変遷してきて、
今どのようなニーズが求められているのか。
社会的な課題は何か。
そのために自身ができることは何なのか。
実際に何をしているのか。
このあたりの情勢は押さえておく必要があると思います。
精神科病院の経営や患者層も変化してきており、それに応じて求められる看護も変化してきます。
時代の流れを理解し、その上での課題やできることを整理しておきましょう。
また、時代に応じて様々な新しいアプローチ方法が出てくると思うのですが、
これらも知っておいた方がよいと思います。
どんな技法を用いてどんな看護を展開するのか。
ここは押さえておきましょう。
✔最近のアプローチ技法
✔社会のニーズの理解
✔精神病院の動向
試験中のポイント
いきなり書かない
手書きでA41枚分の論述をしていくので、いきなりなんの骨組みもなく書いていくのは危険です。
空いているスペースを利用してまずはどう書いていくのか構成を考えていきましょう。
✔結論(何が言いたいか)
✔結論の理由
✔問われているポイントを押さえる
✔最後にまとめ
そうすることで、自分自身も何を言いたいのかが明確になり迷子になりにくくなります。
迷いすぎない
これも大事です。
構成を寝るのも大事ですが、ある程度頭の中で練れたら、
とにかく書いていきましょう。
✔きれいに書こうとしない
綺麗な文章を書こうとせず、とにかくポイントを押さえてどんどん書いていく。
何をしているのか
今後の課題はなにか
アプローチ技法はなにか
その根拠は何か、、、
とにかく書ききる
とにかく最後まで書きましょう笑
なんでこんな当たり前のことを言っているかというと、
とにかく時間がなくて最後まで書けない人が多いからです。
私が受けた時も、同期数人は最後まで書けなかったと話していました。
なので、きちんと最後まで書ききりましょう笑
それだけ時間との勝負だということです。
最後に
専門看護師試験、特に精神看護の試験対策についてみてきました。
✔倫理的視点を抑える
✔メンタルヘルスの動向を知る
✔最近の援助技法は押さえておく
✔病院の課題やニーズを把握しておく
✔専門看護師の役割を叩き込む
✔まずは構成を練る
✔最後まで書ききる
✔綺麗に書こうとしない
必要な知識は押さえてあとは時間との勝負。