【精神科看護師の役割って?】人生の伴走者であれ

  • 2020年8月19日
  • 2020年8月19日
  • 精神科
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精神科看護師のさっちんです♪

今日は、私が考える精神科看護師の役割についてみていきたいと思います^^
精神科看護師っていまいちどんなことをやっているのか、わかりづらいですよね。

 

✔精神科看護師って何してるの?
✔精神科看護師の役割って?
こんな疑問を持っているかたにおすすめです!
少しでも精神科に興味を持ってもらえると嬉しいです^^

 

 

精神科看護師の役割

患者さんにとっての理解者

これが一番大事。

患者さんは、これまで誰にも理解されず悩み抱え込んでいる人が多くいます。
入院してきてさらに自分の気持ちや考えを否定されたら、辛いですよね。

看護師は、患者さんにとっての良き理解者であることが大事かなと考えています。

現実的じゃない妄想とか突飛な考えを話してくることもたくさんあると思います。

けれど、それを否定するのではなく、その人の世界観を理解しようとすること、これがめちゃくちゃ大事です。

 

患者さんの世界観を理解しよう!
 

患者さんが自分らしくいられるように

入院してくる患者さんの多くは、
とても繊細で真面目で我慢強い方が多い印象です。

自分を押し殺して人に過度に合わせたり、
うまく自己主張できずストレスをためてしまったり。

自分らしさよりも周囲に合わせることを優先し、それがゆえに辛くなって
こころも身体も悲鳴を上げてしまう。

精神科看護師はその人がその人らしく生活できるように支援していきます。

自分らしさを取り戻す、
これが大事になります。
 

患者さんの伴走者

看護師ってついつい何かをしてあげたいって思いがち。
こちらがやるのは簡単だけど、長い目で見てそれは患者さんの主体性を奪うことになる。

その人の人生はその人のもの。
その人しか責任を持つことはできません。

患者さんから、人生に責任を持つ、ということを奪ってはいけません。

大事なのは、患者さんの隣で一緒に走ること。
患者さんが困ったときに、ふと振り返ったときにしっかり佇んでいる存在、
そんな姿が理想だと思っています^^

 

役割遂行のためのスキル

強みを知る

これが大事。

ついつい相手のできてないところに目がいきがち。
けれど、できないことをできるようにするのは大変。

そうではなくて、本人が本来持っている強みを知るようにしましょう。

患者さん自身は自分の強みに気づいていないことが多いです。
なので、私たちが患者さんと接する中で本来の力や強みを理解し、
最大限発揮できるような関わりが大切になります。

 

物事の見方を変える

これは先に述べた強みを知る、にも共通しているかもしれませんが、
一つの物事をいろんな視点から捉えることが大切になってきます。

過去にした失敗体験。
けれど見方を変えれば成功体験にもなっているかもしれない。

物事を捉えなおし新しい解釈を付け加えることは、
「新しい物語」として患者さんの中で位置づけられるようになります。
 
患者さんが話してくれる物語、一側面からだけ捉えるのではなく、
柔軟に多角的な視点で捉えることができると、
本人の強みはもちろん、新しい気づきが得られます。
患者さんをより深く理解するためにも必要なものだと思います。
 

言葉にされない思いを理解する

これが一番大事かもですね。

患者さんが言葉にするのは、心の中の思いのごく一部。
表現したくてもできないことがたくさんある。

私たちだって、言葉にできていることのほうが少ないと思います。

表面に出てきた言葉だけをうのみにして理解するのではなく、
言葉にされなかった言葉にも思いを巡らす。

これが大事。

むしろこっちの方が大事かもしれません。

言葉にされなかったのには理由がある。
どんな思いがありできなかったのか。
そこまで思いを巡らせて患者さんを理解していくことが大事ですね♪

 

答えを急がない

看護師ってついつい答えを急ぎがち。
忙しい病棟業務。
早く仕事を回すため、患者さんのちょっとした言動からささっとアセスメントし、
すぐに結論を出していませんか?

私もついついやってしまいます笑

けれど、ここぞというときだけでも、答えを出したくなるのをぐっとこらえて、
患者さんを理解するとろこに留まってみてほしいなと思います。

 

ある一場面。

お昼ご飯を食べた後、薬を飲みに来ずお部屋に帰ってしまった。
もともと薬に拒否的な患者さん。
看護師はついつい「~さん、お薬飲んでください」と呼び止める。
けれど、患者さんは歯磨きをしてから薬を飲みに来ようとしていただけ。
疑われた患者さんはもちろん少しいら立ちを見せていました。
 
看護師の中に、
「薬に拒否的な患者さん」→「薬を飲みに来ない」→「拒薬」
という思い込みが展開されたのだと思います。
 

少し、待つことができていたら、患者さんも嫌な思いをすることなく
薬を飲めたかもしれませんよね。

 

精神疾患に対する正しい理解を

精神科看護師の大事な役割として、最後に一つ。

「精神疾患に対する正しい理解を広める」

これかなと。

精神疾患に対する偏見や差別はいまだにあります。
もちろん私のなかにもあります。
それを完全に消すことは難しいかもしれません。

ですが、それを自覚できるかできないかは大きい違いなかと思います。

少しずつ、精神疾患に対する偏見や差別が軽減され、
こころの悩みが身近なものになると良いなと思っています^^

 

何かのお役にたてると嬉しいです♪

 

 

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