【言いたいことが言えない】その理由は?改善方法は?

こんにちは^^
精神科看護師のさっちんです。

みなさん、言いたいことってどれだけ言うことができていますか?
まずまず言えている、
ほとんど言えていない・我慢ばかり、

会話においてうまく言えずストレスを感じている。
いろいろあるかなと思います。

今回、「言いたいことが言えない」理由とその改善方法についてみていきたいと思います^^

 

言いたいことが言えないとは?

これってどんな状況でしょうか。
言いたいこと自体はたくさんあると思いますが、全てを言うことは難しいですよね。
人間関係を築いていく上で、自分の言いたいことばかりを伝えるのは難しい。
相手とうまく折り合いをつけていく必要があります。

ですが、折り合いをつける作業においても自分のことをある程度伝えなければ、
そもそも折り合いにもならないのかなと。
あなたばかりが我慢することになる。

それってとても悲しいしストレスですよね。

言いたいことを言ってその通りになることは少ないかもしれません。
けど、思いを伝える、という行為が大事です。
伝えることができれば、言えなかったときよりストレスは少ないはずですし、
自分が我慢した、という感覚も少ないのかなと思います。

言いたいことが言えない。
相手とのコミュニケーションが対等に成り立ってるとは言えず、あなたが我慢したコミュニケーションになっている状況だと思います。

そんなコミュニケーションはストレスが溜まりますよね。
では、なぜ言いたいことが言えないのか。
その理由を見ていきたいと思います。

 

言いたいことが言えない理由

私なりに思うところは2つあります。

 

人を信用していない・できない

これがあるかなと。
どういうことかというと、
”こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか”といった思いがあって言いたいことが言えなかったとします。
もちろん嫌われるのが怖い、嫌という気持ちは誰にでもあると思います。

ですが、その思いが強い場合、
言いたいことが言えなくなります。
つまり、何を言ったとしても相手に嫌われるんじゃないか=受け入れてはくれない、
という思いがあるのやと思います。

コミュニケーションとはお互いの信頼関係があって初めて本音や自分の考えを言えるものだと思います。

相手に対する信頼・人に対する信頼がなければ、
自分の気持ちをさらけ出すことは難しくなってきます。

 

自分を信用していない

これもあるかなと。
人との信頼関係を築く時、人を信頼する時、
自分という存在を信頼できていなければ、人を信頼することも難しいのかなと思います。

自分という存在を信頼できなければ、
そんな自分の考えなども必然的に大事にできないのかなと。

そのため、相手に自信をもって言うこと・伝えることができない。

自己肯定感とも似ているのかもしれません。

 

言いたいことが言えるためには

では、言いたいことを言うためにはどうすると良いのか?

見ていきたいと思います^^

 

言わなかったことによるデメリット

言いたいことが言えない時、
言ったときのデメリットを想像しているから言えないのかなと思います。

では具体的にどんなデメリットそ想像しているのか?
または嫌なこと、自分にとって辛いことを想像しているのか?

と、同時に言わなかったことにいよるデメリットも想像してみてください。

・言えなくモヤモヤしている
・自分を大事にできていない感じ
・自分のことを周囲に知ってもらえない
など、いろいろあるかもしれなせん。
言いたいことは言葉にしないと相手には伝わりません。
伝わらないということは、相手との関係性において”ズレ”が生じてきます。
そのズレが大きくなればなるほど余計に言いたいことが言えなくなるかもしれません。
 

言えたことによるメリット

では逆に言いたいことが言えた時のメリットは何でしょうか?
想像してみてください。

 

・気持ちが穏やかになった
・自分の意見を受け入れてくれた
・周囲とより仲良くなれた

言いたいことを言ったとき、もしかしたら辛い反応が返ってくるかもしれません。
ですが、逆に思ってもない素敵な反応が返ってくることだってあります。

何より、言いたいことが言えた、というのは
自分のことを大事にした行為であり、
もやもやが生まれにくいのかなと思います。

そして、周囲に自分のことを理解してもらえることにもなり、より良い関係性を築いていくことができると思います。

 

言えなかった場面を振り返る

仮に、言いたいことが言えなかったとき。
その時を文章に書くなどして振り返ってみましょう。

 

・どんな状況?
・相手とどんな話をしていた?
・何を言いたかった?
・言えなかった要因は?

 

振り返ったら、
では、どの場面でどうしたら言いたいことが言えた、と考えてみましょう。

具体的な言い方や伝え方を考えてみるのも良いですね。
また、言えなかった要因から自分が言いづらいと感じるシチュエーションの傾向が見えてくるかもしれません。
自分がどういう状況の時に、より言いづらいと感じるのか。
その傾向を知るだけでも大きな収穫かなと思います。

要因がわからなければ、対策や改善もしづらいですしね。

 

自分を主語にする

これは以前の記事でも少し触れたかもしれません。

言いたいことが言えない時、相手と意見が対立するかもしれない、と対立を恐れて
言えなかったりすることがあります。

その時は、「私は~と思う、考えている、こんな気持ちなんだ」と、
自分を主語にして伝えてみましょう。

そうすると相手を批判することもなく、対立することもなくただ自分の思いや考えを伝えている、というニュアンスになりやすいと思います^^

何より、自分を主語にして伝えることで、
自分が何を思っているのかを自分自身が一番理解できることに繋がります。

 

まとめ

✔人を信用できていない
✔自分を信用できていない
✔デメリット・メリットを考える
✔言えなかったときを振り返る
✔自分を主語にする

言いたいことが言えない時、
それは自分にとって一番ストレスのあることかなと。

何より自分が考えていることや思いを大事にしてあげたいですよね。

 

何かのお役にたてると嬉しいです^^

 

 

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