【新卒で精神科に就職しても大丈夫?】結論、大丈夫。現役精神科看護師が語ります!

悩める新卒看護師
精神科ってどんなとこ?
新卒で就職しても大丈夫?
身体科では働けなくなるの?
 
さっちん
新卒で精神科にいても問題なし!
新卒で精神科に就職した
精神科看護歴7年目の私が保証します!
 
結論、新卒で精神科に就職しても全く問題ありません。
なぜなら、新卒で精神科に就職した私がキャリアアップし楽しく働けているから。
また新卒で精神科に就職しばりばり働いている看護師を多くみてきました。
そんな私自身の経験を通して書いているのでリアルな情報がお届けできるかと。
この記事を最後まで読むと、
新卒で精神科に就職するメリット・デメリットから勉強すべきポイントまでわかります。

 

この記事の信頼性
✔新卒で精神科救急就職
✔精神科看護歴7年
✔精神看護専門看護師取得
✔精神看護の大学院修了
✔現在、精神科訪問看護で活躍中

参考

【精神科救急病棟の実際】1日の動きと向いている人、向いてない人について

 

新卒で精神科に就職する4つのメリット

 

さっちん
新卒で精神科に就職するのは、
意外とメリットが多い!
新卒で精神科救急に就職した私が答えます。
 
4つのメリット
✔コミュニケーションスキルが身につく
✔傾聴スキルが身につく
✔観察力がつく
✔忍耐力がつく
 

コミュニケーション能力が身につく

精神科で最も大事な看護はコミュニケーション。

なぜなら、薬物療法だけでは限界があり患者さんのこれまので苦悩や考え方のクセなどを、

コミュニケーションを用いて整理し回復していくからです。

 

コミュニケーションスキルは対人関係において生涯役立ちます。

ぼーっとしていても身につくものではないので、

精神科に就職することで意識的に習得できるのはおすすめです。

 

傾聴スキルが身につく

精神科では患者さんの話を聴くことが大事な看護。

傾聴はコミュニケーションスキルの中でも重要なスキルです。

本を読んだりマニュアルを見てできるものでもないですし、

患者さんとの対話を通して磨かれていきます。

私は精神科で勉強し実践してきたおかげか、

話を聴く姿勢をほめられることが多いですw

 

人間関係を築く上で傾聴スキルはかかせない技術です。

観察力がつく

精神科ではほんのわずかな行動や言動の違和感に気づく観察力が求められます。

理由は、精神科にいる患者さんの多くが自分の心身状態を人に伝えることが苦手だから。

妄想や幻聴などがあればなおのことです。

なので、私たちが「あれ?いつもと何か違う」と察知し、早めに介入することが大切です。

 

些細な変化を見逃すと、精神状態が悪化し隔離室に入る必要が出たりと患者さん自身も苦しく、

回復までにも時間を要してしまいます。

忍耐力がつく

精神科では回復までの道のりにとても時間がかかり治療による変化も見えづらい領域です。

身体科のように手術をして傷口が治ってリハビリして退院!

というわかりやすい流れはありません。

 

だからって私たちが焦っても逆効果。

患者さんの回復を信じ、忍耐強くゆっくりと関わる姿勢が求められます。

 

新卒で精神科に就職する3つのデメリット

 

✔身体の看護技術が身に付きづらい
✔暴力リスク
✔自殺に遭遇するリスク

身体科の看護技術が身に付きづらい

精神科ではどうしても身体的な看護技術を実施する機会が少ないです。

なぜなら、精神科の患者さん日常生活は自立している人が多いから。

しかし、身体疾患を持っている方やケアを要する方もいるので病院によっては関わることもあると思います。

私が精神科で実施してきた看護技術は以下になります。

・採血
・点滴
・輸液ポンプ
・血糖測定
・筋肉注射
・皮下注射
・褥瘡処置
・血ガス介助
・吸引
・血培検査
・胃管挿入
・清拭
・尿管挿入、介助
・ストーマ管理
 
精神科でもこれくらいの看護技術は行います。
しかし身体科と比べて頻度は少ないですし、
配属される病院・病棟によってはほとんどやらないことも多いと思います。

暴力リスクがある

暴力を受ける機会・目の当たりすることは、あります。

患者さんは自分の気持ちをうまく言葉にできないときの一つの表現として、

暴力に至る時があります。

頻度は多くないですが、精神科に努めれば1度は遭遇するリスクはあると思います。

もちろん、暴力を発生させない・患者さんと自分の身を守るための技術や理論も勉強するので、

安全に対処していくことが大事。

ただ、暴力を受けることはトラウマにもなりかねないので、

「暴力はぜったい無理!」という方にとっては、

難しい職場かもしれません。

自殺を目撃するリスク

自殺、普段めったに遭遇することはないですよね。

しかし、精神科で働く以上「自殺・自殺未遂」を目の当たりにする確率はうんと高くなります。

精神科で長く働いている人だと1度は遭遇しているのではないでしょうか。

かくいう私も経験しています。

「自殺」は看護師側の精神にもかなり影響を与えますので、

この辺りが苦手な方は避けた方がよい領域かもしれません。

 

新卒で精神科に来る前に勉強しておくべきこと

精神科に就職して「こんなはずじゃ!」とイメージギャップを起こさないためにも、

事前にある程度抑えておくことが大事。

簡単に下記にまとめました。

・精神科のイメージを理解する
・精神看護の基礎をおさえる
・精神保健福祉法の理解
・薬物治療の理解
・精神科に必要な心構え

詳しくは下記の記事にまとめています。

参考

【精神看護の勉強ポイント】精神科看護歴7年が教えるおすすめ書籍7選

 

新卒で精神科に就職した私の体験談

さっちん
新卒で精神科救急に就職したわたし。
体験談を綴っていくよ!
 
私が、精神科に興味をもったのは大学生の精神での実習の時。

地域にある作業所に出かけたとき、その周囲の建物には心無い貼り紙があった。

「きちがい、出ていけ!」とか。

未だにこんな差別があるのかと複雑な気持ちに。

何とかできないものか、実際の現場はどうなっているのだろうか、、、

こんな思いがきっかけで精神科に行くことを決めました。

参考

私がこの仕事を選んだ理由とこれからの使命【自分の人生を生きよう】

参考

【精神科救急病棟の実際】1日の動きと向いている人、向いてない人について

患者さんの怒鳴り声と共に始まる朝

新卒で精神科救急に就職した私。

保護室が10床以上あり、

病棟に入ると保護室のドアを蹴る人、大声をあげている人、

そんな音と共に朝がはじまります笑

こんな体験ができるのも精神科ならではです。

1年間お風呂に入っていない患者さんが入院

精神科救急にはいろんな患者さんが入院してきます。

驚くことなんて日常茶飯事。

1年間、多い時は10年間お風呂に入っていない方もいた。

髪の毛はかたまり、病室に入る前にお風呂場に直行。

全身を洗い清潔にしてからベッドで休んでいただきます。

薬による鎮静ラッシュ

精神科救急では幻覚妄想が強く混乱している人が多い。

今はどうかはわかりませんが、私がいたときは患者さんに休んでもらうために、

薬を用いて鎮静することが多くありました。

もちろん、暴力や自傷行為など自分を危険にさらす行為が止められない人に、です。

アンプルから薬を吸う早さはぴかいちです。

患者さんと一緒にテレビをみて過ごす日曜

精神科救急って怖い!と思われた方。

そんな激しいことばかりでもありません。

日曜日は患者さんと並んでソファに座りテレビをみて何気ない対話を楽しむ時間もあります。

普段ゆっくり話せない分、こういった時間はとても貴重です。

 

精神科にまつわる3つの嘘

さっちん
精神科って何かとネガティブなイメージが強い気がします。
けど、それらを信じるのはちょっと待って!
現役精神科看護師が解説します!

新卒で精神科に行くと使えない看護師になる??

いいえ、そんなことありません。

ここでいう「使えない」というのはきっと「身体科で使えない」という意味だと思います。

しかし、新卒で精神科に就職しその後、身体科でばりばり働いている看護師を何人も知っています。

もちろん苦労はあるとおもいますが、精神科で身に着けたコミュニケーションスキルは、

身体科でも多いに役立ちます。むしろ重宝されます。

どの科に行っても、新しく学ぶことは大変ですが新卒で精神科に行ったからといって、

使えない看護師になることはまずありません。

新卒で精神科に行くと異動や転職がしづらい?

いいえ、しづらくありません。

しようと思えばいくらでも、身体科やなんなら企業に転職したりする人もいます。

こちらも看護技術が身につかないから、

他の科では使えない→転職できない

という構造なのかもしれないですが、関係ないです。

私は精神が好きなのでずっと精神に携わり、

今は仲間と共に精神科訪問看護を立ち上げました。

新卒で精神科に行くと今後の転職に不利、ということは全くありません。

精神科って楽なの?

いいえ、楽ではありません。

身体科特有の点滴や処置の多さ、術前術後の対応、そういったものは確かにありませんし、

その点からいえば「楽」なのかもしれません。

ですが、精神科の看護にマニュアルはなく正解もありません。

そのため自分でより良い看護を考えて評価していくことがとても重要になります。

暴力や罵声を浴びせられたり、

身体科にはないしんどさがあるのが精神科です。

 

まとめ-【新卒で精神科に就職しても大丈夫?】大丈夫-

新卒で精神科に就職しようか迷っている方。

問題ありません、応援します。

ただ、勉強しておくべきことや精神科特有のしんどさはあるので、

そのあたりは理解のうえきてください。

 

参考

【精神看護の勉強ポイント】精神科看護歴7年が教えるおすすめ書籍7選

 

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