【精神科に転職したい】精神科に来る前に勉強しておくべきポイント

  • 2020年11月1日
  • 2020年11月1日
  • 精神科
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精神科看護師のさっちんです♪

今日は、【精神科への転職】についてみていきたいと思います。

 

✔本記事の内容
・精神科に必要な勉強
・必要な心構え
・自分自身が成長できるところ
 
 

精神科に転職する前に必要な勉強

話を聴くということについて

精神科では「話を聴く」という行為がとても重要です。

これは簡単なようでとても奥深い難しい技術だと思っています。
なので、「話を聴くとはどういうことなのか」を改めて振り返る作業が必要かなと思います。

もちろん、実際に働かないとわからない部分が多いと思うので、
”精神科では聴くという看護が重要なんだ!”くらいには思ってもらえていたら嬉しいなと思います。

そのうえで、書籍などで簡単にでも学んでおくと現場に入りやすいかなと思います。

ここで、私がこれまでに読んできてよかった本をご紹介しておきます^^

精神科では共感が大事とよく言われますが、「共感」とは何なのか?
簡単なようでとても奥深く難しい技術です。
この本は共感について学ぶのにおすすめです♪

 

 

基本的な疾患の理解

これはとても大切です。
といっても文章で理解し実際をイメージするのはとても難しいと思います。
私も実際に精神科にくるまでは、全然病気のイメージがつきませんでした。

「幻覚ってどういうこと?」のように、文章では簡単に書かれていても
実際に患者さんと接しないと具体的に見えてこないところが多くあります。

 

ですが、やはりそれぞれの疾患の基本的な特徴は押さえておいてほしいかなと思います。

 

押さえておきたい疾患
✔統合失調症
✔うつ病
✔双極性感情障害
✔自閉症スペクトラム障害
✔パーソナリティ障害
これは、私がこれまで働く中で出会うことが多かった疾患名を独断と偏見で上げています。
よければご参考ください^^
特に発達障害系は診断はついていなくとも、グレーゾーンで持っている人って結構います。
目の前の人を理解するうえでも、知識はないよりかはあったほうが良いかなと思います。
 

薬の理解

精神科領域は薬物療法がメインの治療法の1つになってきます。

薬の調整で調子がとても良くなったり悪くなったり。
副作用が強すぎて医療者との信頼関係が崩れたり・・・

薬の調整をするのは医師ですが、24時間患者さんと接しているのは看護師です。
看護師が薬の作用副作用、患者さんの状態を確認し医師に相談することで、
より患者さんに合った薬を見つけていきます。

なので、薬の知識は大事です。
私もまだまだ苦手なのですが、継続して勉強が必要な所かなと思います。

 

10冊くらい薬に関するを本を読んできたのですが、今のところこれが一番わかりやすいです。

 

 

そして、下記の本は少し古いのですが、実際に薬を飲んでいる患者さ目線で薬について語られています。実際の飲み心地は患者さんにしかわかりません。
この情報は科学的に根拠のある情報ではないですが、とても大事な情報で薬を飲む患者さんを一番理解するのに役立つ本でもあると思います。

 

 

あとは、これは実際に働いてからになるのですが、処方している医師に実際に質問してみるのが一番良いです。

自分の担当した患者さんだけでも良いので、

✔現在の処方の意図
✔変更した場合はその意図や理由
✔作用、副作用について
などなど。
教科書には載っていない経験値を踏まえた生の知識が得られるのでとてもおすすめです。
 

法律の理解

精神科は法律の下に人の行動や電話したり人と会ったりすることを制限することができる場所です。
また強制的に患者さんを入院させることができます。

鍵のかかった部屋や、全身を拘束する。

本来そんなことをしたら犯罪ですよね。
けれどもそれをすることが許されているのは、精神保健福祉法という法律があるからです。
これがあるから私たちは人を拘束したり行動を制限しても守られるのです。

なので、自分の身も守る事・必要最低限の行動制限にするためにも、
法律の理解は大切です。

患者さんに対して強制的に関わることがあるということは、医療者に力があるということ。
その力を間違った方向に使わないためにも法律は押さえておくことが大事です。

 

精神科に来る前にあったほうが良い心構え

忍耐力

精神科の患者さんは看護介入してその成果が見えるのにとても時間がかかります。
もしかすると、悪化してしまう可能性もあるし、自分の介入の成果かどうかもわからないことの方が多いです。

一進一退の繰り返し。
数か月から年単位での経過を見ていく必要があります。

ですので、目に見えるやりがいや達成感というのは得られづらいかもしれません。

「患者さんの変化を待つ」これがとても大事です。
こちらが待てずにせっかちに介入を進めてしまうと、患者さんを誤って理解することになりかねません。

変化が見えないあいまいな状態に耐えられる力が必要です。

 

暴力リスク

精神科はどうしても「暴力」が付きまといます。

しかし、患者さんも好き好んで暴力をしているわけではありません。
病状により暴力行為に至ってしまうことがほとんどです。

大事なのは、以下のポイント。

✔患者さんに暴力を起こさせない
✔暴力が起きた時の安全な対応スキルを身に着ける
✔暴力は常に起きる可能性がある
✔暴力を受けた後のメンタルケア
 
私自身暴力を受けたことがありますし、暴力を受けたスタッフも多く見てきました。

受けた後の自分のメンタルケアはもちろん、スタッフのケアもとても重要になってきます。
そして、暴力を起こさせない、起きた時は安全に身を守る技術を身に着けていく必要があります。
 

マニュアルはない

精神科にはマニュアル的な看護はありません。
決まった手順の話を聴く手技などもありません。

もちろんポイントはありますが、それは目の前の患者さんによって変化します。

それが難しくもあり楽しい部分でもあります。

なので、マニュアルがないのは不安、何をやったらいいのかわからない、という人には
向いていないかもしれません。

常に自分で看護を試行錯誤し模索していく力が必要になります。

 

最後に

いかがでしたでしょうか?

精神科に興味を持ってくださった方。
転職しようかなと悩んでいる方。

少しでも参考になれば嬉しいです^^

 

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