【専門看護師になりたい】大学院の選び方と私が選んだ時のたった一つの理由

私は、看護師として数年働いた後、看護系の大学院へ行きました。
まだまだ看護師が大学院へ行くって少数派な印象。
周りにもほとんどおらず、情報収集が大変でした。

今回は、私が大学院に合格するまでに行ったことをみていきたいと思います。

こんな人におすすめ!
✔大学院に行きたいけど何から準備したらいいかわからない
✔周りに相談できる人がいない
✔大学院までの道のりを知りたい
✔どれくらいお金がかかるのか知りたい

 

大学院の選び方

まず、どこの大学院に行くか。
高いお金と時間をかけて学びに行く、自分に合ったところに行きたいですよね。

私が大学院を選ぶときに参考にした点をみていきます。

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学びたい分野・取りたい資格がとれるか

私は、精神看護を学び精神看護専門看護師の資格を取るために
大学院に行きました。

なので、精神看護専門看護師の受験資格を得られるカリキュラムが整っている大学院を選ぶ必要がありました。

なので、自分がどんなことを学びたいのか、今後その学びをどう活かしたいのかをよく考える必要があります。

私は、都内で精神看護専門看護師の資格が取れる大学院を探し、
今の家から通えるところをピックアップしました。

教授の研究分野

次は教授が研究している分野をみていきましょう。

私は精神看護の領域だったのですが、
ひとくちに精神看護といっても研究分野は広いです。

また教授が得意とする研究分野があるので、
自分がやりたい研究がその教授のもとでできるのか?という点が大事になってきます。
なので、教授がこれまでにどんな研究をしてきたのか、得意分野は何なのかを調べるようにしましょう。

大学院のホームページには、教授を紹介するページがあり簡単な経歴が記載されていると思います。
あとは、教授が執筆した研究論文を実際に取り寄せて読んでみましょう。
これは、のちのちの面談においても役にたってきます。

 

学費について

次は最も気になる点、「学費」について。

私立の大学院だと約2年行くことを想定しざっと400万弱は必要かと。

退職をして大学院だけに専念する場合、2年間の生活費なども含めると全体(生活費+学費)でざっと600~700万円はかかるかと…

大学院てお金かかりますね…

お金は生活していく上で大切ですしシビアな部分ですよね。
生活費がきつく仕事を入れすぎると
勉強ができずせっかく大学院に行っても本末転倒になってしまいます。

奨学金制度も多くあるのでそれらも活用していきましょう。
ちなみに私は「東京都看護師等修学資金」という奨学金を借りていきました。
他の奨学金についても紹介しているのでご参考にどうぞ。

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カリキュラムの多さ・仕事と両立できるか

これも大事なポイント。
十分な貯金がある場合は、2年間仕事をやめて余裕のあるときにちょっとバイトをする。
そんな感じでも大丈夫かもしれません。

ちなみに私の貯金は400万円ちょいでした。
そこに奨学金2年間で約200万を借りていきました。
それでも結構ぎりぎりです笑

大学院のカリキュラムを確認し、
仕事をどの程度入れることができるのか、
退職する必要があるのか、
この辺りは考えておいた方が良いかと思います。
働いている職場によっては、休職や短時間勤務というように調整をしてくれるところもあります。
自分が働いている職場に、大学院進学者に対しどのような支援があるのか
調べておくとよいと思います。

ちなみに私は、休職制度はなく退職1択でした笑
しかしお金に余裕はないため、週に1度夜勤をしたり、講義が少ない時期は派遣バイトを入れたりして調整していました。

バイトで利用していた派遣会社

私は、Benesseナイチンゲールという派遣会社。
この2つに登録して、
講義に余裕がある時は、グループホームやデイサービスで単発バイトをしたりしていました。

派遣の単発バイトは、融通が利くのでお勧めです^^

登録時期によっては、お友達の紹介でお互いにQOカードプレゼントといったキャンペーンがあるので、そういたタイミングで登録するのもありですね。

大学院の修了生に話を聞く

もし身近に行きたい大学院の修了生がいた場合、どんな講義が行われるのか、教授はどんな人か、仕事との両立はどうなのか、
いろいろ聞いてみるのが良きかと思います。

私は、同じ病院に大学院に行った先輩がいたので、
その方にいろいろ相談しました。

大学院でのライフスタイルやお金の事情など、
事前にわかると今後の生活のイメージがつきやすくて良いですよね。

教授との相性

ここはめちゃくちゃ大事なポイントです。

もうこの相性によって2年間の学びの質が左右されるといっても過言ではありません。
実際に、教授と考え方や相性が合わず途中で退学した同期もいました。
それだけ教授との相性は大事ということです。

大学院を受験するときに、一度教授に面接のアポをとりプレ面接のようなものをします。
そこで、志望動機や学びたいこと・やりたい研究などを簡単に質問されます。

受験する前に、一度教授と面接できる機会を持つこと、そこでだいたいの教授とのフィーリングややりたい方向性のすり合わせなどを
簡単にでもできるとよいと思います。

短時間教授と面接しただけで相性を見極めるのは難しいかもしれません。
ですが、教授と会ってみての直感は大事にしましょう。
素直に、「この人のもとで学びたいか」そう思えるかどうかが大切です。

 

私が大学院を決めたたった一つの理由

教授に惚れた

これだけです。
もちろん、都内で家から通いやすい、というのもありました。

けど、一番の理由は「この教授のもとで学びたい」
思ったからです。

私が進学した大学院の精神看護の教授は、
精神看護界隈ではとても有名な方。

先輩に聞いても、とても評価が高かった。

そして実際にお会いしてみて、直感。
「あ、この人のもとがいい」って。

お人柄がとても素敵で、どんなことにも興味をもって耳を傾けてくださる教授。

みなさんも、いろいろ大学院を選ぶ条件はあると思いますが、
ぜひ教授と直接会ったときの第一印象や直感も大事にしてみてください^^

 

まとめ

ここまで、大学院を選ぶまでのポイントについてみていきました。

✔自分がやりたいことを明確に
✔学びたいことの条件を満たしているか
✔教授の研究領域は何か
✔学費はどれくらいか
✔仕事はできるか
✔教授との相性はどうか

 

以上がポイントになります。

 

大学院に行くまで、試験準備だったり
退職手続き・入学手続き・引っ越しなどやることがたくさん。

ですが、大学院はとてもおすすめですよ^^

 

何かのお役にたてると嬉しいです。

 

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