精神科看護師のさっちんです♪
今日は、精神看護専門看護師について。
じゃぁそもそも専門看護師ってなに?
にお答えしていきたいと思います^^
私自身、大学院を卒業し今年精神看護専門看護師の試験を受験するので、
まだ専門看護師ではないのですが、
現時点での私の視点からみていきたいと思います^^
✔精神科看護師歴7年
✔精神看護専門看護師過程の大学院卒業
精神看護専門看護師の役割
そもそも専門看護師って

ある分野においてより専門的な知識・技術をもった看護師、ということになります。
6つの役割
専門看護師には6つの役割があります。
大学院で専門看護師について学び、その後病院で働いてみて思うこの6つの役割についてみていきたいと思います。
実践
まずは基本の実践。
つまり普段行っている直接のケア、になります。
その中でも、「ケアが困難な患者への直接ケア」とされています。
普通に難しいですよね笑
それだけ専門看護師には、その分野の専門性が求められているのかなと。
対応が難しい患者さんへのケアが実践できる、難しいけどやりがいのある部分ですね。
コンサルテーション
カタカナで分かりづらいのですが、
要は「相談」です。
専門看護師としてスタッフから様々な相談を受け対応していきます。
相談の中には、
✔自分の看護について
✔リーダーシップについて
✔組織運営について
などなど、いろいろ。
看護に関するものから、スタッフのメンタルケアの相談までと幅広く。
自分が直接看護実践するだけでなく、
他者からの相談を受けて一緒に解決していく、そんな役割も求められます。
倫理調整
倫理って、聞くだけでなんか小難しいと感じませんか?笑
倫理って何となくわかりづらいイメージがあるのかなと。
私自身いまだにしっくりきません。
簡単にまとめると、
それらを守るためにさまざまな問題や葛藤を調整し解決を図る。
そこに気づけるかどうかが、これが大事ですよね。
けれど本人は好きなものを食べたい。
本人の欲求と身体の安全。
ここにどう調整し入るのか、腕の見せ所になってきます。
教育
これはわかりやすいですね。
看護職者に対してケアの質を上げるための教育的役割を担います。
なので、いち病棟スタッフとして働くと共に、
もっと広く、専門領域の看護全体の質があがるのか?
そんな教育的役割が大事になります。
研究
これは教育と似ているなと感じます。
専門領域の看護の質を上げていくためには、エビデンスが大切でありそのための研究に取り組むことが大事。
実践した看護を客観的に検証し、言語化する。
後世に残していくためにも言葉にして残していくのは大事ですよね。
苦手ですが笑
専門看護師になると、研究はほぼ必須になってくるのかなという印象です。
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専門看護師の働き方
病院、病棟
これは王道ですね。
病院、病棟といっても働き方は様々。
✔病棟スタッフとして働く
専門看護師としてその役割に集中して働ける場合と、
病棟スタッフとして働きつつ、専門看護師としての活動も時々させてもらえる、
などなど。
せっかく資格をとっても、専門看護師としての働き方ができない場合もあるので、
そこは要注意ですね。
大学、大学院
大学で講師をする人もいれば、大学院で助教として働く人もいます。
ここでは、直接の看護実践は難しいかもしれないですが、
教育に力をいれる機会になるのかなと。
学んできた専門性を活かして研究を続けると共に、
未来の専門家を育成するために関われるのはとても素敵ですよね。
ただ、就職先はそれほど多くはなさそう。
私の知り合いをみていても、友人や教授のつながりで就職している人がほとんど。
訪問看護
専門看護師として経験を積んだ後、
訪問看護ステーションを立ち上げる人が結構います。
病院などに雇われて働く以外に、
やりたい看護を作り上げる。
実践から相談、調整、倫理、教育、研究、全ての経験・役割が活かされる場なのかなと。
精神看護専門看護師の卵のわたし
私は、大学院を卒業して専門看護師の受験資格を手に入れました。
今年の試験に合格すれば晴れて、精神看護専門看護師になれます!
そこからどう働きたいのか。
まだまだ模索中です。
一つ言えるのは、キャリアの選択肢が広がったな、ということです。
必ずしも病院で働くだけが選択肢じゃありません。
自分に合った働き方を見つけていきたいですね♪
私は、看護師として数年働いた後、看護系の大学院へ行きました。 まだまだ看護師が大学院へ行くって少数派な印象。 周りにもほとんどおらず、情報収集が大変でした。 今回は、私が大学院に合格するまでに行ったことをみていきたいと思います。 […]
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